ひとりひとりのリアルさ、なんだろうな。体育館での裁判、小説を読んで展開を知っているのに、引き込まれます。
それから場所の力。体育館、教室、図書館と学校の中のシーンが多くて、自分もそこにいるような気になるんだと思う。
こんな友達ほしかったな、松子の台詞が耳に残ります。
「あたしお母さんにホントのこと言う。お母さん、きっとあたしと同じこと言う。悪いことしたら謝れって。」
裁判に証人として出席した元担任が、自身の母親に伴われて去っていくシーンも印象的。
「わたしは生徒と向き合う覚悟がありませんでした」
"ひとがひとを裁く"ことの意味も考えることになります。

ソロモンの偽証 後篇・裁判
投稿日:2018年12月22日 更新日:
前代未聞の中学生による校内裁判、遂に開廷。被告は、告発状によってクラスメイト殺害の嫌疑がかけられた問題児。校内裁判の提案者である藤野涼子は検事として、彼の有罪を立証しようとする。対する弁護人は、他校生ながら裁判に参加する神原和彦。さまざまな思惑が絡み合う中、真相を究明しようと彼らは必死に奔走する。そして、裁判は思いもよらぬ人物の【証言】で幕を閉じる。真相を知った彼らが、その先に見たものは―。
出演者 藤野涼子 板垣瑞生 石井杏奈 清水尋也 富田望生 前田航基 若林時英 六車勇登 森田想 岩田華怜 宮武祭 平祐奈 望月歩 佐々木蔵之介 夏川結衣 永作博美 黒木華 田畑智子 塚地武雅 池谷のぶえ 監督/演出 成島出 プロデューサー 大角正 矢島孝 秋田周平 原作/脚本 宮部みゆき 真辺克彦 受賞 第39回 日本アカデミー賞 第58回 ブルーリボン賞 チャンネル 松竹
出典・引用:Hulu(フールー): 人気映画、ドラマ、アニメが見放題!
*紹介している作品は、2018年12月22日時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHulu公式ホーペジにてご確認ください。
VODリンク
hulu

*この記事内の情報等は2018年12月22日時点のものとなります。
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